ハラルフードとムスリム-Day5

SDGsって最近では大変メジャーな関心ごとになりましたよね。世の中の大半はSDGsと関係あるんじゃないかなと思います。僕の専門も、広い意味ではSDGsと関わりがあるものです。

 

僕は行政からの委託を受けて、子どもたちの夢を叶える仕事をしています。「子どもたちの夢を叶える仕事」っていうと、すごいことをしてそうに見えますよね。白状します。すごいことをしてる笑。全国的に例はほとんどないんじゃないかな。断っておくと、別に僕はすごくありません。この取り組みを実施している行政がすごいんです。

 

僕の大学における専門は、高校生の時から決めていて、研究も高校生の時から始めていました。大学の教授が集まるシンポジウムで発表経験もあるし、同年代では一番知識や経験があると自負しています。そんな中、僕の研究や活動を評価していただいた上で、「子どもたちの夢を叶える事業をしたいので、お力添え頂けませんか」と行政からお声かけを頂き、仕事をいただいています。やりたいことをさせて頂いて、ありがたい限りです。

 

今年の仕事は終わっていて、公式からも情報が出ているのでネタバラシをしても問題ないと思うので取り上げますが、「SDGsをもっとみんなに知ってもらいたい」という夢を持った小学生の手助けをしました。別に守秘義務はないので、具体的に何をしたか書いても良いのですが、長くなりそうなので割愛します。この事業の講師は大学の教授と僕の2人体制なので、僕は直接関わったわけではないですが、「今や小学生でもSDGsを知っている時代なんですねー」と先生や行政の人と話をしました。

 

さて、本題。ハラルフードってご存知でしょうか。イスラム教において食べることが許されている食べ物のことです。僕はイギリスに来てから毎日ハラルフードを食べています。別にイスラム教に入信したわけではないですよ。ホームステイ先がイスラム教の家庭なので、同じ食事をしている、すなわち、僕もハラルフードを食べていることになります。酒と豚は絶対ダメで、牛は特定の方法で加工されていないと食べることができません。

今日の夕食。ハラルフードといっても、見た目は普通。


こういったムスリムイスラム教徒)が食べられる基準をクリアした証である、「ハラル認証」を受けた食品がイギリスでは当たり前のように売っています。これもまた、SDGs。日本でも広まるといいな。それでは。