産業革命の地、マンチェスター-Day26

今日は体調も戻ったので、予定通り博物館へ。学校の希望者参加型の課外活動みたいな感じで、10人くらいで入りました。

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産業革命の地、マンチェスター。僕は歴史の勉強から逃げてしまった身なので、予備知識はほぼゼロでしたが、それなりに楽しめました。労働者の過酷な労働環境とその改善を求める労働運動……専門ではないですが、メカニズムとしてはイギリスも日本も大差ない気がします。僕の学部は幅広い分野の授業があるので、日本の労働についての授業をとったことがありました。残念ながら、レジュメ朗読タイプの先生で、授業は面白くなかったのですが、こんなところで役に立つとは思いませんでした(ちゃんと単位は取れた)。日本語の「過労死」は今や世界的にも使われている……と聞いていましたが、どうやらそうでもないようで、フランス人の友達に話しても通じませんでした。

 

博物館の後は、サルフォード大学の生協へ。廃棄予定の食材を受け取るためです。食材廃棄、いわゆるフードロス問題を解決するべく、イギリスには廃棄予定の食材を格安で提供するサービスがあります。"Too good to go"というもので、アプリをインストールして、現在地から提携しているお店を検索できます。お店によって、取りに行く時間が決まっていて、基本的に30分間しか受け付けてくれません。中身も何が入っているかは分からない。でも、格安というものです。支払いはスマートフォンで事前に済ませます。僕はApple Payで払いましたが、クレジットカードの情報を入力してもいけると思います。

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やはり、食費は安く抑えたい、ということで使ってみることにしました。時間内にお店に到着。アプリの画面を店員さんに見せます。すると、「ちょっと待っててねー」って言われて、袋詰めを始めます。レジ袋いっぱいに詰めてると思ったら、レジ袋2つ目に突入。まって、多くない?僕、3ポンドしか払ってないんだけど。中にはサンドイッチが8つとその他惣菜がたくさん。20ポンドはくだらない内容です。これでしばらくは、昼食を買わなくて良さそう。これは助かりますね。

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その後はジムへ。同じグループのジムならどこでも入れるので、博物館近くのジムへ。日曜日ですが、空いていました。休憩していたら、急に話しかけられて、誰かと思ったら、学校の先生でした。まさか、ジムで会うとは。

 

明日からまた授業です。それでは。