グランドスラムがもっと面白くなる歴史の話-Day53

今日のメインテーマ

今日からグランドスラムが始まりましたね。帰国するフランス人を見送った後、ずっと観ていました。

 

さてさて。グランドスラムを観られた方はお気付きになられたでしょうか。ほとんどの選手がポピーの花のピンバッチをしています。

襟にポピーのピンバッジをしていますね

これ、別にダーツに限った話ではありません。BBCスポーツを見ると、非常に多くのスポーツで、この時期だけユニフォームにポピーのシンボルを入れています。

フットボール

ラグビー

この赤いポピーはリメンバランスデーに合わせて、第一次世界大戦戦没者へ追悼の意を込めたものです。ヨーロッパでは、第二次世界大戦よりも世界で初めて起こった大戦である、第一次世界大戦の方を重要で、だから終戦日といえば11月11日なんですね。日本だと11月11日って特に追悼したりとかしませんし。一方で、日本にとっては、原爆によって終戦を迎えた第二次世界大戦の方が、式典も多くて、重要であることがわかりますね。これぞ、文化の違い。色んな考え方があると思うので、これ以上触れるのはやめておきますね。

 

まだ、グランドスラムは始まったばかり。是非、赤いポピーをみて、ヨーロッパの文化や歴史を考えては、いかがでしょうか。