舞台地訪問と聖地巡礼-Day105

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Chippenham旅行最終日です。片道1時間半かけて、目的地に向かいます。今日はレイコック・アビー(Lacock Abbey)へ。こちらもあまり有名ではないかもしれません。レイコック・アビーはハリーポッターのロケ地として知られています。僕がハリーポッターの映画で内容を完璧に把握しているのは「賢者の石」だけなので、あまり知らないのですが、それでもホグワーツの廊下が見られるなら見たい。

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今日も今日とて、人が歩く道ではなさそうな道を行きます。どうやら、馬用に整備された道みたいで、馬の標識がありました。ぬかるんでいて、歩きづらい。

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1時間半かけて、到着。周りの建物も、古くておしゃれ。観光客で賑わっていました。

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チケットカウンターで、チケットを買うときに、「ハリーポッターの展示、冬だからやったないの」と言われました。残念ですが、仕方ないですね。建物の中心には大きなクリスマスツリーがありました。

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敷地内は自然豊かなブリティッシュガーデン。これはハリーポッターの舞台にもなる訳ですね。

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運営している団体が、環境保護の団体らしく、「プラスチックはやめよう」みたいな展示もありました。

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それと、何故かカメラの展示がありました。カメラの歴史や、フィルムの現像の仕方まで、一通りありました。一体、何に関係があるのかは分かりませんが、東京にも富士フイルムが同じような展示をしていたと思います。

 

ハリーポッターの舞台ということで、今日は舞台地訪問について書いておきたいですね。映画やドラマだとあまり使わないのですが、アニメや漫画では舞台になった場所を聖地と称して、その場所に訪問する、聖地巡礼が行われます。この「聖地」の使い方ですが、学術的な論争があります。「聖地」は宗教学的な用語であるため、「舞台になった土地を訪問することが宗教学的な意味合いがあるかどうか」というもの。僕の立場としては、本音を言えば「どうでも良くない?」なんですが、学問的には認められません。だから、「自然発生的に使われているのだから、言葉の使用者が無意識のうちに舞台地に訪問することを、宗教学的意味合いのある行為だと理解している」としています。長い笑。ちなみに、これだけで論文が1本書ける内容です。

 

皆様は、聖地巡礼したことがありますでしょうか。僕にとっては、Alexandra Palaceが最大の聖地巡礼だったかな笑。