狭き門より入れ-Day109

来週から学校が始まるのですが、同じ家のイタリア人の生徒が明後日に帰国します。冬休みいっぱいまで、マンチェスターに居ました。帰国したら、大学に入学するらしい。また寂しくなるけど、新しい生徒が来る情報をすでにもらっています。どこの国の人かな。楽しみ。

 

今日もQスクールに向けて練習。本番間近なので、変わったことはせず、ダブルの練習と、チェックアウトの確認、501の通しなどがメイン。

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遂に、Qスクールのエントリーリストが出ました。昨年よりずっと増えて、860超のエントリーらしいです。去年が200人くらいとのことなので4倍以上でしょうか。一方で、ツアーカードは、27しかありません。壮絶な戦いになるのは間違いありません。

Qスクールはイギリス(UK & Ireland)とドイツ(Europe)で行われていて、日本人は参加場所を選ぶことができます。数年前までは、イギリスの方が難しくて、ヨーロッパ予選を選べるなら、そちらの方が良いって言われていた気がしますが、近年ではレベルが上がっていて、そうでもない気がします。とはいえ、イギリス予選に参加する日本人は僕だけなので、心細いところもありますが、頑張ります。

 

試合会場はホテルなので、会場のホテルに宿泊する選手がほとんどだと思います。オフィシャルが限定クーポンみたいなのを発行していて、1泊99ポンド。でも、僕はケチって、会場まで30分ほどのホテルにしました。ここは、1泊30ポンドほど。圧倒的に安い。スポンサーも何もないので、こういうところで、経費削減をしないといけないのです……

裏を返せば、それだけ挑戦してみたいということでもあります。僕はチャレンジャーです。挑戦のためなら、何でもしてきました。今回も、各方面に無理を言って、イギリスまで来ています。そして、今回は数多くのPDCプレイヤーが門を叩き、弾かれてきた舞台に挑戦します。世界で活躍するプレイヤーでさえ苦戦する、入り口です。簡単なはずがありません。しかし、その門に挑戦することで見える景色があると思います。

 

「狭き門より入れ(enter through the narrow gate)」という言葉があります。これは、僕の高校時代の恩師がくれた言葉です。新約聖書の言葉で、僕はキリシタンでもないのですが、恩師から頂いたこの言葉を今でも大切にしています。今、その狭き門の目の前にいると。